JUGEMテーマ:BL小説
作品 : 豪華客船で恋は始まる 1
作者 : 水上ルイ先生
聖地 : ヴェネツィア港
国名 : イタリア
アクセス: ヴェネツィア旧市街 ローマ広場より車で数分
モノレールでローマ広場より数分 徒歩も一応は可能
実家の海運会社の経営が傾き、立て直すために世界有数の海運会社
バルジーニ家の養子(という名目で、実際は跡取り息子のオモチャ)に
させられる事になった、日本の高校生・湊。
バルジーニ家にふさわしい人間になるように、と、世界一の豪華客船に
乗せられて厳しい教育が始まるが、教育係の船長・エンツォは
スーパーモデルのような超美形、でも超イジワルで・・・・
今日のBL聖地巡礼は、ヴェネツィア港。
メガビットのBLシリーズ、豪華客船で恋は始まる、の原点、1巻から
バルジーニ海運の本拠地、ヴェネツィア港のご紹介です。
日本から連れて来られた時には散々エンツォに反抗していた
湊ですが、ニースからヴェネツィアの1週間の航海の間に
しだいに教育係であるエンツォに惹かれてゆきます。
船長としてのストイックな姿勢、ちょっとあわてた可愛い顔、
そして、甘い甘い恋のレッスン。
船が最終目的地のヴェネツィアに着いたら、教育係のエンツォとは
永遠に別れ別れになって、自分はバルジーニ家の息子のものに
させられる・・・・
好きになってはいけない人なのに、好きになる心を止められない。
最終目的地、ヴェネツィアに着いた朝、それはエンツォと永遠に
別れる朝。
どんな気持ちで湊はこのヴェネツィア港を見たのか・・・・と
思うと、現在9巻まで刊行されていて顛末を知っている私でも
ヴェネツィア港についた朝にはうるっときました。
ヴェネツィア港は、世界遺産になっているヴェネツィア旧市街の
一番端にあります。
港で停泊中の船のデッキに出ると、そこからはヴェネツィアの
オレンジの街並みが広がっていて、本当に美しい光景です。
世界中を航海している、港のエキスパートである豪華客船の船長が、
最も美しい港からの出航風景は、ヴェネツィアと地中海のバレッタ、と
言っていました。
それほど、本当に、ヴェネツィア港からの出航は美しいです。
いずれ、ジュデッカ運河を出航していく光景もご紹介できれば、と
思っています(^^)
]]>JUGEMテーマ:うたの☆プリンスさまっ♪
作品 : Pirates of the Frontier (うたの☆プリンスさまっ♪)
聖地 : 地中海
国名 : ギリシャ?〜スペイン?
アクセス: 日本から直行便はないため、ヨーロッパ内で乗り換えが一般的
陽気で人懐こい海賊船の船長・イッキは、伝説の海賊・赤い天使と
呼ばれた父親を探し、料理のうまい用心棒のマルローと航海中。
白い悪魔と噂される海賊が父親の事を知っているかもしれない、と
接触を図るが、父親と白い悪魔には思いがけない関係があって…
大人気の乙女ゲーム・うたプリから生まれた作品。
ロケ地は地中海、とパンフレット&ブログに記述があったので、
お話と同じく、私も船で地中海へ聖地巡礼に行きました。
今回乗船したのは、キュナードのクイーンヴィクトリア号。
クイーンエリザベス号の姉妹船です。
くまプリイッキ船長と、キュナードのベルボーイ衣裳を着た
トキくまさんと一緒に乗船しました。
お衣裳はうたの様が作成してくださいました…!!
ベルボーイのトキくまちゃん、キュナードの船では皆さん一目で、
キュナードの子ね!とわかって下さって、大人気でした!
ダイニングマネージャーが、それはそれは可愛がって
大切にしてくれました…!
アフタヌーンティーを楽しむくまプリちゃんです^^
この写真、私が撮ったのでもなく、撮ってと頼んだのでもなく
ダイニングマネージャーとクルーがノリノリで撮影会を;▽;
しかもちょっと目を離した隙に別のテーブルに持ってかれて
あれっ、誘拐だよ!!とか言われたり;▽;
現代のクルーズ船、イッキ船長のころの船と比べるとやっぱり大きいです。
全長294メートル!!
内部は完全に、海に浮かぶホテル。
大舞踏室、レストラン、バー、テニスコート、プールなど、
長い航海中でも退屈しない設備の数々。
何度乗っても、これが海に浮かぶというのが
不思議です・・・。
キュナードの内装は木目が多く、とても落ち着いていて
高級感があります。
日本のホテルだとウェスティン東京に似てる感じです。
そして、ルーレットクラスタの皆様、カジノもありました…!
ルーレット組のお二人で記念写真です!
船内にはたくさんのレストランやバーがあるのですが、
シャンパンバーのディスプレイが素敵でした!
金貨ぎっしりの宝箱に地球儀が海賊船っぽくて…!
船内では、パーティー、ダンス、テニストーナメントなど様々なイベントが
ありましたが、キュナードらしいイベントと言えば、フェンシング!
大舞踏室で、フェンシングレッスンがありました。
白い悪魔のカミュが模範演技したらピッタリ…!
アクアブルーポートの明確な記述はないのですが、オリーブが名産、
アクアブルー(青い水)の港、ということで、ギリシャっぽいな、と
思っています。
アクアブルーポートがギリシャっぽい、と感じたのは、
ブログ本でご紹介されたこちらの写真。
エーゲ海(エーゲ海も地中海の一部です)を航行していると、こういった
白い断崖の島々が本当に多くて、パイフロっぽい!とときめきます。
公式発表じゃないので妄想なのですが・・・。
イタリアのシチリアやサルディーニャ沖も似た感じなので
ぜひ公式様に場所をお教えいただきたいです*^^*
青の街、ということで有名なのが、サントリーニ島。
サントリーニ島はとてもとても小さな島で港も小さいので
アクアブルーポート、とは違うかと思われますが、
とっても絵になる街でしたのでご紹介です*^^*
北部にあるイアという街は、真っ白な壁と真っ青な屋根が
鮮烈な、とても素敵な町。お花もいっぱい咲いています。
こちらはミコノス島の港です。
サントリーニよりは少し大きいですね。
小さな港町なので、公式設定とは違うかと思いますが、
イメージ的にはここにイッキがいたら素敵だな、と思いました。
限られた情報の中での聖地推測ですが、アクアブルーポートを
ギリシャ、レッドウォーターフロントをスペインと推測した
理由は、また後日ゆっくり書いてゆきたいな、と思っています。
(いろいろ考察するヒントが作中にありましたので^^)
長らくブログを書くことはなかったのですが、プリンセスゴリラ様の
素敵な企画をきっかけに、また少しずつ自分の聖地巡礼レポを
書いてゆこうかな、と思っています。
プリンセスゴリラ様の企画に、心から感謝です…!
http://www.adventar.org/calendars/1465
うたプリクラスタ様、ツイッターで遊んで頂けたら嬉しいです^^
https://twitter.com/ayumitokioto
]]>JUGEMテーマ:うたの☆プリンスさまっ♪
作品 : Pirates of the Frontier (うたプリ スピンオフ作品)
聖地 : 地中海
国名 : バルセロナ??バレンシア??
アクセス: 日本から直行便はないため、ヨーロッパ内で乗り換えが一般的
イッキは、元気でまっすぐで明るい、海賊船の船長。
航海途中、遭難した少女を故郷まで送り届ける中で
行方不明になっている父親の消息を、白い悪魔と呼ばれる
冷酷な海賊が知っていると耳にして…
大人気乙女ゲーム&アニメ、うたのプリンス様っ!からのスピンオフ。
普段はアイドルとして活躍している音也が、この作品の中では海賊船の船長を
演じています。
今日ご紹介するのは、ちょっと視点を変えて、イッキ船長が
買おうとしたお菓子のお話。
少女と別れるときに、キャンディー、チョコレート、クッキーなど、
お菓子を買ってあげようとするシーンがありました。
実はスペインでは、今でも、イッキ船長の時代?のお菓子が
普通に買えるのです!
スペインでは、多くの修道院でお菓子を作っていて、
昔のレシピのまま作られたお菓子が生き残っているのです。
冒頭の写真は、バレンシア大聖堂前のお菓子屋さん。
歴史のあるお菓子が、普通に街中で買えるのです。
レッドウオーターフロントのモデルかな?と思った街、
バルセロナにはスペイン中の修道院のお菓子を販売する、
カエルムという、昔のお菓子好きさんにはたまらないお店があります。
どれもこれも、21世紀の今なお、昔から伝わるレシピで
修道女たちが心をこめて作っているお手製のお菓子たち。
洗練された美しい日本のケーキを見慣れた目には驚くほど素朴ですが
そこがまた可愛いのです。
右下の細長いビスコッティ、イッキ船長のころ?からあるような
ビスケットです。
イッキ船長が買おうとしたクッキーはアメリカ英語で
イギリスだとビスケット。フランスではビスキュイ。
biscuitというフランス語はbis(2度)cuire(焼く)という所から。
大学でフランス語の授業で先生がおっしゃっていたことを
懐かしく思い出します。
こちらは、トレド銘菓のマサパン。
聖クレメンテ教会で生まれたお菓子で、13世紀!から
伝わるお菓子です。
アーモンドの粉と砂糖を練って焼いた焼き菓子ですが、
中はしっとりして、まるで白あんのような触感。
昔のスペインのお菓子なのに、どこか和菓子っぽくて。
これは絶対カミュ先輩・・・ではなく本作では白い悪魔が
お好きなのでは!と思いました^^
作中には出てきませんでしたが、スペインの街中で見かけた
当時から伝わるお菓子のご紹介です^^
こちらは、タルタ・デ・サンティアゴ。
スペイン北部・ガリシア地方の銘菓で、アーモンド粉で
焼いたケーキ。素朴ですが普通のスポンジケーキより
コクがあってどっしりしています。
表面に、聖ヤコブの十字架をかたどるのが特徴的。
こちらはマヨルカ島のエンサイマダ。(前列左右端の白いお菓子)
ラードを使ってぐるぐる、渦巻きにしたパンのようなお菓子。
17世紀にはあったので、イッキたちも食べたでしょうか?
白い悪魔のカミュは、パンも、こういった真っ白な甘いものを
食べていたのでしょうか*^^*
キャンディー(砂糖菓子)は宮廷ではとても洗練された飴細工の
お菓子が王侯貴族のテーブルを飾っていました。
しかし、作中に登場したチョコレートはすごく難しくて。
固形になるのは割と近年で、長らく飲み物だったのですが、
場所によってはイッキ船長のころ?から固形だったというお店も。
もう少し詳しく調べてみたでいです。
街の名前は現実世界にありませんが、レッドウオーターフロントは
バルセロナ〜バレンシアあたりかな、と推測しています。
パンフレット等からの推測ですが、色々作中にヒントがありましたので
また後日ブログで書きたいな、と思っています。
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JUGEMテーマ:BL小説
JUGEMテーマ:BL小説
作品 : 豪華客船で恋は始まる 短編ショート GRADUATION
作者 : 水上ルイ先生
聖地 : エーゲ海
国名 : ギリシャ
アクセス: 日本から直行便はないため、ヨーロッパ内で乗り換えが一般的
高校生、湊の恋人は、世界一の豪華客船の美形船長・エンツォ。
ラブラブの二人だけど、普段は湊は東京、エンツォは船の上で
世界中を航海中、と離れ離れ。
湊は東京で高校の卒業式、という頃、エンツォはエーゲ海を航行中。
しかしエンツォには内緒の計画があって・・・・
今日のBL聖地巡礼は、エーゲ海。
エンツォが副船長・石川さんと、エーゲ海を航行中に、日本の
卒業式の伝統である「第二ボタン」についてのお話を聞きます。
あの大人のエンツォが、湊の第二ボタンの行方に激しく嫉妬(笑)
麗しのエーゲ海で、超美形のエンツォが、こんなかわいい話を
していたというのも微笑ましい気がします。
エーゲ海はクルーズでも大人気の海域。
紺碧の海、真っ青の空。白い家が立ち並び、まさに絵葉書のような
美しい島がたくさんある、本当に美しい海域です。
夏のベストシーズン、この「青と白」の世界を求めて多くの人が
エーゲ海を訪れるのも納得の美しさです。
美しいエーゲ海の夏、バカンスシーズンなので、もちろん
クルーズの数も増えます。
小さな島に、同時に何艘もの豪華客船が寄港することも。
何度かこの海域のクルーズに行きましたが、9月にサントリーニ島に
寄港したときには、あの小さな島に、同時に7艘の船が寄港!
美しい島を背景に 、紺碧の海の上、何艘もの船が並ぶ姿は
船が好きな方なら本当にときめく図だと思います。
しかし、エーゲ海はもともと小さな島が多くて入り組んだ海域。
さらに、沢山の船が行き交う日は、本当に操船に気を使うそうです。
こういう日はエンツォも操船に気を使ってすごく大変だろうな・・・
と思ったエーゲ海クルーズでした。
]]>JUGEMテーマ:BL小説
作品 : 海の上でロマンスは始まる
作者 : 水上ルイ先生
聖地 : ヴェネツィア空港
国名 : イタリア
アクセス: 日本から直行便はないため、ヨーロッパ内で乗り換えが一般的
世界一の豪華客船の船長、そして海運王バルジーニ家の跡取り、
エンツォの婚約者となった、ごく普通の大学生、ミナト。
恋人同士になるまでには本当に紆余曲折あり、またエンツォの船上でも
事件多発だけど、相変わらずラブラブな二人。
今回は、エンツォの実家・ヴェネツィアをミナトが訪問するお話。
普段は船上、洋上、ビーチでのお話が多い二人ですが、今回はエンツォの
ホームタウン、ヴェネツィアの描写が沢山出てきて、イタリア好きと
してもときめくストーリーです。
世界中を船長として航海しているエンツォが、婚約者の湊と過ごすために
故郷、ヴェネツィアに帰ってきますが、今回は実際のヴェネツィアの街の
素敵な場所がたくさん出てきます。
巻数は9巻+番外3冊あっても、二人は陸地でどういう所に行ったのか、
本当に記述が少なくて、いつもナゾに満ちていたのです。
結局、世界中どこに行っても、最愛の人と二人っきりになれる自分の船の
ロイヤルスイートが一番いいんだよなあ、というのは、ホントに心から
良くわかるのですが(笑)
それはさておき、今回のBL聖地巡礼は、ヴェネツィア空港。
海の上でロマンスは始まる、で、二人が再会した場所です。
ヴェネツィア空港は本当に海の隣にあって、滑走路からもう海が見えます。
このあたりもエンツォのホームタウンにふさわしい感じが。
空港の駐機場には、普通の航空機のほかに、明らかに、どうみても
プライベートジェットがずらりと並んでいて、おおおお世界のセレブが
ヴェネツィアに乗り付けているのね!きっとエンツォもこの辺りを!!と
萌え萌えでした(笑)
飛行機は一般であっても、使うターミナルは一緒(であろう)ということで、
ヴェネツィア空港のターミナルのご案内。
ここは割とフツーの(失礼)空港ですが、ヴェネツィア特産の
カルナヴァッレの仮面を売るお店があったりして、きっとミナトは
「ああっ渚へのお土産が足りなかったんだ!!」とか言って
うろうろしそうだ、と思いました(笑)
あと、笑えたのが、空港の手荷物検査のカウンター。
鍵とかコインとか携帯とか小物はみんな籠に入れて手荷物検査の
X線を通すのですが、その案内の掲示がカワイイのです!!
一言もイタリア語も英語もわからなくても迷わない、しかも
ナイスな案内板!
妙なところで、ああああイタリアンデザインだ〜〜〜!と納得の
ヴェネツィア空港でした・・・・(笑)
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JUGEMテーマ:BL小説
作品 : 豪華客船で恋は始まる 8
作者 : 水上ルイ先生
聖地 : 台北101 (台湾)
国名 : 台湾
アクセス: 日本から飛行機で3時間
大学生・湊の恋人は、世界有数の大富豪、バルジーニ家の跡取りで、
世界一の豪華客船・プリンセスオブヴェネツィア2の船長・エンツォ。
恋人になってから、エンツォの船で二人は世界中を旅していますが、
今回の寄港地は、台北。
プリンセスオブヴェネツィア?のような世界有数の豪華客船にとっては、
台北や長崎、神戸など極東エリアは本当に珍しい寄港地だと思います。
ワールドクルーズは、各船会社のフラッグシップ(旗艦)が、通常年に1回のみ
行っています。
大体110日程度で、そのあとは、60日程度のグランドボイジャーで
ぐるっと太平洋、だったり、ぐるっと南米一周+南極!!だったり、
かなり変わった航路を(すごい値段で)回っています。
なので、湊にとっては、恋人の船が自分のテリトリー・東アジアに
寄港するのは超レアでラッキーなことではないかと。
彼らの場合、距離も時間も関係なく,自家用ジェットとヘリで
世界中どこででも逢瀬を満喫していますが・・・・
今回のBL聖地巡礼は、台北・101.
今回の台北では、エンツォと湊は、珍しく寄港地で街あるきをします。
いままで寄港地でなにをしているのか、というのはあまりわからないことが
多かったのですが、今回の台北では、メジャー観光地めぐり状態です〜♪
台北101は、101階建ての超高層ビル。
不思議な外観は、竹と宝塔をイメージとしているそうで,やはりどこか
アジアのテイストが強く漂います。
ここで二人はお食事や、お土産の買い物などを楽しんだのですね♪
台北はエネルギッシュで雑踏としていて、ハイセンスなブランドショップの
傍らに、もうもうと煙が立ち上る焼き鳥やシュウマイの屋台がある、という、
とても不思議で活気のある街。
スタイリッシュとか洗練とかとはまったく違う、混沌とした魅力があります。
ここで湊がお土産に買った台北101のゆるキャラ、ダンパーベイビー君が
本当にツボです!!(>▽<)まさにゆるキャラ!!
絶対ミナトは記念写真を一緒にとったに違いない!!と思うのですが、
その場合、カメラのシャッターを押したのはエンツォ??
だとすると、この、かわいくてお間抜けさんなダンパー君に向かって。
あのクールなエンツォがカメラを構えたのか!?
・・・・・いやSPがとったのか、いやミナトの写真をほかの人に
取らせるなんてそんなことはありえない、と、妙なところで
ツッコミどころ満載な台北101でした(笑)
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JUGEMテーマ:BL小説
作品 : 副社長はキスがお上手 1
作者 : 水上ルイ先生
聖地 : パリ東駅(パリ)
国名 : フランス
アクセス: 日本から直行便で12時間30分
メトロ「Gare de l'Est(東駅)」駅直結
世界的なジュエリーブランド・ガヴァエッリ・ジョイエッロの
新人デザイナーの悠太郎は、本社副社長のアントニオに、
本気なんだか冗談なんだかわからない告白をされている毎日。
超セレブ・スーパーモデルみたいな超美形のアントニオが
超庶民の自分に本気な訳がない、と思ってはいたけれど、
ある日、「アントニオの恋人だ」という美形モデルが訪ねてきて・・・
水上先生の代表作・ジュエリーデザイナーシリーズのスピンオフ。
本編の主人公・晶也くんが、その名の如く水晶みたいに清んだ光を
持つキレイな子だとすると、ユウタロ(とアントニオは呼びます)は
もう少し暖かい光・・・家庭的、というのか、お日様みたいな
光をもつ子だという感じがします。
エプロンと家庭料理が似合っちゃうジャニ系九州男児です。
絶対遊びに決まってる、とアントニオの気持ちを受け入れることが
できなかったユウタロですが、アントニオの元カレ(?)出現が
きっかけで、パリまでアントニオを追っかけてゆきます。
やはり、立ち上がるきっかけ、火がつくきっかけ、というものが
あると人は大きく動く出すのですねえ。
晴れてユウタロと両思いになったアントニオが、このままだと仕事に
忙殺されて甘い時間がすごせない、とユウタロを連れて行ったのが、
パリ・東駅。
そこには、世界一の豪華列車・オリエント急行が・・・・・!!
さすが世界的なセレブ、やることが違います!
本日のBL聖地巡礼は、パリ東駅。
オリエント急行が止まるパリの駅です。
パリにはいくつか駅がありますが、駅そのものが素晴らしい歴史的
建築物、というものが多くてうならされます。
東駅もクラシックで、建物そのものがアートだ!という、とても
絵になる駅です。
ここをユウタロの肩を抱いてアントニオが歩いたのね!!と思うと
本当にイメージぴったりです〜〜〜!
私は「東駅をじっくり見たいが為」だけに、東駅目の間のホテルに、
駅側に面した部屋を指定して泊まったという腐女子です(笑)
余談ですが、パリ東駅は、パリの「東」にはなくて「北」にあります。
所在の位置で東駅、北駅と名前が付いているのではなくて、
「パリから東方面行きの列車が出る」東駅
「パリから北方面行きの列車が出る」北駅
・・・・と、パリからの行き先で名前が付いているのです。
すごく分りやすい!!!このシステムはいい!!と思うのですが、
南駅や西駅はないのでした・・・・(笑)
]]>JUGEMテーマ:BL小説
作品 : 豪華客船で恋は始まる 3
作家 : 水上ルイ先生
聖地 : プーケット
国名 : タイ
アクセス: 日本からプーケットまで直行便で6時間半
引き続き、[豪華客船で恋は始まる 3]の聖地レポを。
世界一の豪華客船の船長・エンツォと恋人のミナトは世界各地を
エンツォの船で航海していますが、3巻はアジア航路。
ベトナムのクィニョンからタイのプーケットまでの航海です。
だんだんとミナトが成長してゆくさまが見られる3巻は
ぜひ多くの方に読んでいただきたいお話です!
1巻でお話が始まったときには、頭は金髪、服はパンク、
授業はサボる、そしてゲーセンで遊んだり、とちょっぴり
不良っぽかったミナトですが、エンツォと出会ってから
ミナトは本来持っていた内なる光が磨かれて光りだします。
ただ甘やかされて贅沢なものを与えられ、豪華な夢物語で
終わらないのがいいですよね。
3巻で、ミナトは、自分の命を危険にさらしても女性や子供を
かばうシーンが出てくるのですが、いい男になってきた!!と
実感できる場面でした。
これからもますます成長するミナトが楽しみです(^^)
今日のBL聖地巡礼は、タイのプーケット。
「アンダマン海の真珠」とうたわれる美しい島です。
日本では、バリ島と並んで2大双璧なアジアンリゾートですね。
バリ島とプーケットは、もう決めるのに困るほど素敵なホテルが
山のようにあり、素敵なスパもレストランも盛りだくさん。
アジアンリゾートは初めて、という方でも楽しめると思います。
エンツォとミナトは世界各地、色々な所にお出かけしてますが、
なぜか、寄港地での様子はほとんど記述がないのです(号泣)
事件は船内で起こることが多くて、この人たち、寄港地で
どんなデート(笑)をしているのか?とものすごく気になります〜
この二人、プーケットではどんな事をして過ごしたのでしょう?
プーケットなら、エンツォとミナトにはシーフードのタイ料理と
スパを堪能してほしいな、と思いました。
スパでは、タイマッサージではなくアロママッサージで!
タイマッサージはロマンティックには程遠いので(笑)
私の滞在したホテルは、海に面した崖の上の屋外テラスで
トリートメントを受ける事ができて2人にお勧めだと思いました♪
(3枚目の写真。池にデイベットが設えられています)
アジアの甘い風の中でトリートメントを受けるのは
すごーく素敵だと思うのです(^^)
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JUGEMテーマ:BL小説
作品 : 豪華客船で恋は始まる 3
作家 : 水上ルイ先生
聖地 : マラッカ海峡 (推測)
国名 : マレーシア沖 公海上
アクセス: 日本からペナンまで 約8時間
世界一の豪華客船の超美形船長・エンツォの恋人になった
ごく普通の高校生・ミナト。
エンツォの船にたびたびさらわれてきて、甘い時間を過ごす二人。
しかし、今回のアジア航路には海賊が出るという噂。
そんな中、船の故障で漂流していた難民をエンツォは救助するが
難破船の船長・ジブラルには、どこか獰猛な気配がして・・・!?
この3巻は、ミナトというキャラクターの素晴らしさが際立った巻です!
ただのヤンチャでかわいい受ではなくて、一人の男として目覚しく
成長し、人としての強さ、美しさまで現れる巻です。
エンツォはカッコよくて美しくて大財閥の総帥で豪華客船の船長で、
と、理想の王子さまとして1巻から魅力全開ですが、ミナトは
巻を追う毎に成長し、その素晴らしい資質がが輝いてきます。
未読の方にはぜひぜひ読んでいただきたい巻です・・・・!
今回のBL聖地巡礼は、推測ですが、マラッカ海峡です。
3巻のエンツォの船のルートは、ベトナムのクィニョンから
タイのプーケットまで。
おそらく、ベトナムから南下してシンガポール沖よりマラッカ海峡に
入りプーケットに向かったのでは、という推測です。
作品の中にはマラッカ海峡でミナトが海賊にさらわれた、という
記述はありませんが、このエリアでは、と推測したのは、
*ルートとして、ベトナムからプーケットなら一番自然
*マラッカ海峡の、ペナン島とプーケットの間に、作品に登場した
クンダン諸島、と酷似した名前の「クラダン諸島」がある
*この海域で一番海賊が出るのがマラッカ海峡
・・・・という理由です。
海賊、というと「パイレーツ・オブ・カリビアン」のような、歴史の中の
出来事のように思われるかもしれませんが、現在でも海賊は
本当に、エンツォの船のような豪華客船にとって脅威です。
事実、現実の豪華客船の操舵室には、これから航行予定の
危険な海域に(最近ですとソマリア沖の海域がすごいですね)
現れた海賊船の写真等のデータがプリントアウトされて
山積みになっています。
船長やオフィサー達も、危機に備えて情報を収集しているのですね。
しかし、海賊船の船名や大きさまでデータがあがってきているのには
びっくりしました!
しかも膨大な量・・・・!
最近の情報収集ってすごいです・・・・
今日の写真は、マラッカ海峡にあるペナン島のホテル、
イースタン&オリエンタルホテルで撮りました。
以前、恋の翼でご紹介した素敵なコロニアルホテル、シンガポールの
ラッフルズの姉妹ホテルです。
ペナンとプーケットは目と鼻の先。
きっとこの海域をエンツォの船は航海したのだわ、と、
頭の中は腐女子満開でした(笑)
イースタン&オリエンタルは、ラッフルズのような観光名所に
なっていないため、とても落ち着いて滞在できます。
白亜の館、という表現がぴったりのホテルは、プールも素敵。
館内は100年前の世界にタイムスリップをしてしまったかのような
クラシックな螺旋階段やエレベーターがあります。
古きよき時代の雰囲気を満喫できる素敵なホテルです。
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JUGEMテーマ:BL小説
作品 : 豪華客船で恋は始まる 3
作家 : 水上ルイ先生
聖地 : 南シナ海
国名 : ベトナム沖 公海上
アクセス: 日本からホーチミンまで直行便で約6時間
前回に引き続き、豪華客船で恋は始まる3巻の航路、
ベトナム〜プーケット間のご紹介。
世界一の豪華客船、プリンセスオブヴェネツィア?の船長・
エンツォは、恋人の湊をアジア航路に誘います。
航海の最中、ぼろぼろの船で漂流している難民を見つけ
救助しますが、エンツォは漂流船の船長・ジブラルになんとなく
引っかかるものを感じて心を許すことができません。
黒髪と褐色の肌、野生的で獰猛でありながら、完璧に美しい
英語を話すジブラルは、どこか気品がありミステリアス。
エンツォの心の警告どおり、実は漂流船には、とんでもない
危険な理由が隠れていて・・・・!?
今回のBL聖地巡礼は、南シナ海。
3巻で初めて湊はアジア航路に乗りますが、今までの地中海や
北ヨーロッパとは全く違う気候や雰囲気の描写が出ています。
ルイ先生はジュエリーデザイナーのご出身で、作品では
いろいろなところで美しく宝石をたとえて表現をされます。
東南アジア航路では「翡翠色の海」という表現が綺麗でした。
実際にアジア航路に乗って、湊も見たであろう南シナ海の海は
赤道直下に近い、強い太陽の光の元、翡翠色に輝いていました。
熱く湿ったアジアの空気の中、翡翠色の海を白い波飛沫を上げ
船が進む様子を見ていると、時が過ぎるのを忘れてしまいます。
航海中、船から海を見ていると面白いのは、右舷側と左舷側では
全く海の色が違って見えることが多いのです。
直射日光が当たる側と、当たらない側ですね。
ひとつの船の中からでも、海は様々な表情を見せてくれます。
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JUGEMテーマ:BL小説
作品 : 豪華客船で恋は始まる 3
作家 : 水上ルイ先生
聖地 : ベトナム クィニョン
国名 : ベトナム
アクセス: 日本からホーチミンまで直行便で6時間
ハノイまで直行便で5時間半
ごく普通の高校生・湊の恋人は、世界一の豪華客船の
船長にして、モデルみたいな美形のエンツォ。
普段は船上と日本、と遠距離恋愛中だけど、度々
エンツォは自分の船の超豪華スイートに湊をさらってゆく。
今回は、ベトナム〜プーケットのアジア航路。
でもこの海域には、超ハンサムな海賊が出てきて・・・!
3巻で初登場の海賊・ジブラルがおいしいキャラです!!
野生的な美形、でもどこか品もあって。
(品がある理由は、生い立ちで判ります。お楽しみに!)
色々おいしすぎます、ジブラル様!!!
現在シリーズは8巻まで刊行されていますが、すっかり
サブキャラとして定着。スピンオフのシリーズ、
「豪華客船でときめきは始まる」では主役になっています。
今回のBL聖地巡礼は、ベトナム。
お話ではクィニョン、という港町から湊は乗船するのですが、
クィニョンに寄港する船というのは見たことがなく(涙)、
私は、ワールドクルーズ(世界一周航路)の区間乗りで
シンガポール〜香港間でホーチミンとハノイに寄港しました。
というわけで、純粋に作品に登場する場所からはちょっと
ずれるのですが、ベトナムの港、ということでご容赦を〜。
今日はホーチミンに寄港した折のことをご紹介。
湊がベトナムの港に着いたとき、おみやげ物やさんが
たくさん出ているという記述がありましたが、
ホーチミンの港湾エリアにもベトナム雑貨やおみやげ物を
売るお店が出ていて、本当に3巻の記述どおりでした!
しかも、本当に、身元のしっかりした人たちなんだろうな、
という湊の感想どおりです。
なぜなら、セキュリティが、猛烈に厳しいのです!!
港湾エリアの入り口にはゲートがあって、本当に
警備が厳しい。関係者以外はゲートを通れないのです。
今まで寄港した港町の中でも、ベトナムは特に警備が
厳しかったです。
やっぱり社会主義国だなあ、と思ったのは、入国審査も
港湾内も、軍人さんがたくさんいて、監視が凄いのです。
通常のクルーズですと、寄港地に下りるときには
本当に出入国が楽で(船への信頼もあるのでしょうね)、
船室の鍵&身分証明&クレジットカード代わりになる
シップカード1枚ですむのです。
特別な手続きはなく、国境を越えても、ほとんどの場合
何の審査もありません。
が、しかしベトナムの場合はもちろんパスポートが必要で、
下船時、ギャングウェイ(タラップ)で、きっちり軍人さんによる
手続きがあるのです。
私は港をお散歩するのが好きなのですが、ホーチミンでは
船の周りをお散歩していたら、後ろから軍人さんが
ぴっっったり!!!くっついてきました(笑)
そういえば以前、ハノイの空港でも入国審査は
厳しかった・・・・・・・
世界中どこに行ってもフリーパス状態、最強の
「日本パスポート」の威力ゼロ、なベトナムでした(笑)
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JUGEMテーマ:BL小説
作品 : 副社長はキスがお上手 4 「Why not , Baby?」
作者 : 水上ルイ先生
聖地 : 六本木ヒルズ けやき坂のスターバックス
国名 : 日本
アクセス: 地下鉄日比谷線「六本木」駅より徒歩5分
世界的な宝飾メーカーの御曹司にして日本支社副社長のアントニオと
晴れて恋人同士になった悠太郎。
世界的なセレブ、しかもモデルのような美形のアントニオに対して、
ごくフツウの庶民の悠太郎はなかなか素直になれない。
同居もしてラブラブだけど、些細なことで意地を張ってしまったり
突っ張ったり。
そんなある日、ローマ出張から戻ってきたアントニオと、久しぶりに
外で会うことになって・・・・・・
恋するジュエリーデザイナーシリーズのスピンオフ作品。
4巻は、同人誌で発表した短編が沢山収録されているのですが、
どのお話もとびきり甘くてお洒落。
何度もドキドキしたりうっとり出来る、一粒で何度も美味しい4巻です。
ルイ先生の同人誌はいつもタイトルも装丁もお洒落なので、そのまま
バッグに入れず持ち歩いても、コミケでゲットした本には見えません。
お芝居とかアートギャラリーのパンフレットみたいです。
私はホテルのお洒落なラウンジでシャンパンを飲みながら
ルイ先生の同人誌を読んだことが何度もあります(笑)
今日のBL聖地巡礼は、六本木ヒルズのスターバックス。
ルチル文庫で発売の4巻では、六本木ガーデンズ、ムーンバックスと
なっていますが、同人誌収録時の名前からこちらかと思われます。
ユウタロが待ち合わせのために全力でスタバまで走ったけやき坂は
冬の間、イルミネーションが本当に綺麗。
二人が座ったと思われるスターバックスの二人がけのソファ席からも
けやき坂のイルミネーションが綺麗に見えます。
外のテラス席でコーヒーを飲んでいると何台もけやき坂を観光バスが
通り、ここのイルミネーション自体が観光名所なのね、と実感します。
ローマ出張から戻ってきたアントニオと久しぶりに会うユウタロ。
毎日一緒に暮らしているのに、数日はなれて久々に外で会ったりすると
それだけでドキドキしてしまう。
ユウタロのときめき、甘い切なさ、そしてアントニオ側から見た
ユウタロへの想い。
最後のアントニオの台詞が甘くてお洒落で、きゅーバターン!と
私はやられてしまいました(笑)
本当に短いお話ですが、ぎゅっと色々詰まっていて、
お洒落でドキドキする珠玉の短編です。
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JUGEMテーマ:BL小説
作品 : 豪華客船で恋は始まる
作者 : 水上ルイ先生
聖地 : コスメル
国名 : メキシコ
アクセス: 日本からの直行便はないため、アメリカ国内等で乗り換え
メキシコのカンクンからフェリーで1時間
親の仕組んだお見合いで、世界有数の大富豪であるバルジーニ家に
「花嫁」として嫁がなければならなくなった高校生の湊。
相手のエンツォは、超絶美形、でも超絶イジワルな豪華客船の船長。
いろんな事件があったけれど、はれて恋人同士になった二人。
でもエンツォは船の上、湊は日本、と遠距離恋愛中。
学園祭の休みを利用してエンツォと会うつもりだったけど、些細な
ことからケンカしてしまい・・・・・
本日のBL聖地巡礼は、メキシコのコスメル。
電話でケンカしたあと、エンツォが湊を日本までさらいに来て
連れて行ったのがコスメルです。
メキシコのリゾート、というとあまり日本ではなじみがありませんが、
アメリカからのゲストでメキシコのリゾート地はいつもにぎわっています。
日本からですと、最近はユカタン半島の先端にあるカンクンが
だいぶメジャーになってきましたね。
コスメルは、そこからフェリーで1時間ほどの場所にある島です。
私が初めてクルーズに出かけたときに選んだのがカリブ海航路で、
大きな決め手は「コスメルが寄港地にある」という点でした。
当時はまだ豪華客船シリーズ、2巻までしか出ていなく、作品に
登場した寄港地は地中海とカリブ海、そして北欧だけだったんです〜
いまや10冊以上シリーズが出て、世界各地にエンツォと湊は
降り立っていますので、聖地巡礼も大変になりました(笑)
コスメルは、世界有数の透明度を誇る、ダイビング天国。
小さな島ですが、世界中のダイバー、憧れの地です。
作品でエンツォが言っているように、まさに、カリビアンブルーというに
相応しい、鮮烈な青い海が印象的です。
始めてカリブ海の青さを見たときは、本当に呆然としました。
こんな青さが天然であるとは、と、信じられないような思いでした。
まるでブルーキュラソーがそのまま海になっているかのような、
突き抜けたように透明な、そして少し緑がかった強く鮮やかな碧。
エメラルド、ブルートパーズ、パライバトルマリン・・・・
宝石のような色の海。
日本で鈍い紺色の海を見慣れている目には衝撃でした。
その後何度もいろいろな国で美しい海を見ましたが、やはり
カリブの碧さは特別な気がしています
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JUGEMテーマ:BL小説
作品 : 豪華客船で恋は始まる 6
聖地 : 救命ボート
国名 : 世界各地
アクセス: 客船ではプロムナードデッキに
設置されていることが多い
ごく普通の大学生の湊の恋人は、豪華客船の船長にして
大財閥の次期総帥、しかもとんでもなく美形なエンツォ。
超遠距離恋愛だけど、世界各地をめぐる彼の船の上に
度々さらわれてきて、甘々な時間を過ごす二人。
今回のカリブ海航路では、魔の三角海域で、なんと湊は
幽霊船を目撃してしまう。
折りしも船上で行われた美術品のオークションでは
事件が発生して・・・・・・・・!?
本日のBL聖地巡礼は、救命ボート。
非常時に備えて通常からどれだけ準備をしているかが
大切か、と痛感したので、豪華客船の設備の中で
普段は注目されない、でも大事な救命ボートのご紹介。
6巻ではこの救命ボートが重要なキーとなります。
救命ボートは大きくて、一艘に100人は乗れる感じです。
たいていプロムナードデッキ(長い遊歩用のデッキ)の
頭上に普段は収納されていて、クレーンで外まで出して
海に下ろし、非常時のほか、大きな桟橋がない港では
このボートで寄港地に下ります。
豪華客船でのクルーズ、というと華やかなイメージが
あるかと思いますが、どんな豪華な船であっても出航後
24時間以内にライフボートドリル、という避難訓練を行う
義務があります。
これが、船会社によって非常にまちまちな訓練で。
ちょっと集まってすぐ解散、みたいな船もありましたが、
きっちり乗客全員1800人!!が、部屋番号ごとに
割り振られたライフボート乗り場に集合して整列し、
しかも部屋番号で点呼まで取る!という船まであります。
さらに、全員、ライフジャケットをちゃんと着用してるか
着方のチェックまで!!
最後に緊急時の汽笛の合図と船長のアナウンスで
訓練は終了。
正直、いつも乗る船が、この「きっちり系」なので、
たまに他の船会社でいい加減なライフボードドリルに
あたると「これでいいの!?」と不安になります。
各部屋には、ライフジャケットが必ず設置してあります。
しかも部屋番号つきで、自分が乗れる救命ボードの
乗り場番号もついています。
初めてクルーズに乗ったときに、この救命訓練には
本当に驚きました。
船中、どこを見回しても、全員オレンジの分厚い
もこもこのライフジャケットを着た人しかいない!!
乗客乗員2000人以上が全部オレンジ!!
でも、本当に日ごろの訓練が大事だ、と思いました。
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JUGEMテーマ:BL小説
作品 : 豪華客船で恋は始まる
聖地 : ニース
国名 : フランス
アクセス: 日本からパリまで直行便で12時間
パリから国内便で1時間
TGV(高速列車)で5時間
傾いた家業の為に、イタリアの海運王・バルジーニ家に
「花嫁」として嫁がなければならなくなった高校生の湊。
バルジーニ家の船に無理やり乗せられ、花嫁教育が始まるが
教育係になった船長のエンツォは、超絶美形、だけどイジワル。
でもある事件を機に、大嫌いだと思ったエンツォのことが・・・・
本日のBL聖地巡礼は、ニース。
メガヒットシリーズ、豪華客船で恋は始まるの1巻冒頭、
運命の二人が初めて出会ったのがニース港です。
日本からさらわれる様にエンツォの船まで連れてこられた湊。
濃い遊び人のラテン男の花嫁に無理やりさせられる、と
思っていた湊は、教育係のエンツォに猛烈に逆らいますが、
初めて見た豪華客船の美しさには心から感動しています。
湊と、エンツォと、船が始めてであった街。それがニースです。
私がニースに行ったのは11月初冬。
重い灰色の空と低くたれ込めた雲に覆われた寒い初冬の
パリからわずか列車で数時間。
南仏の空は、どこまでも青く突き抜けるような青さでした。
(イラストと写真を撮ったときは曇りでしたが(^^;))
パリを出て数時間で、輝く太陽の恩恵にあずかれる南仏。
印象派の画家達が、パリを出て南仏に移り住んでしまったり、
パリに長く住む人が、陰鬱な冬のパリから逃げ出したくなって、
とにかく南仏行きの列車に飛び乗ってしまう、と言っていたのが
痛感できる出来事でした。
実際に訪れたニース港は、クルーザーや、大型でもフェリーが
寄港している、こじんまりとした可愛い港でした。
豪華客船で恋は始まるのファンになって、クルーズのとりこに
なって以来、ニースに寄港するルートの船をずーっと捜して
いるのですが、・・・見つからないままです(涙)
ニースのお隣のモナコか、ヴィルブランシュ、カンヌ、
マルセイユには沢山の船が寄港するのに〜〜〜〜〜(;;)